こんにちは、きのこです。
ご来訪ありがとうございます。
一度はフィリピンへの留学を決めた私たちでしたが、ある人の話をきっかけに留学先の変更を決意することになったのです。
今回は、その経緯についてのお話。
目次
フィリピン留学のリスク
フィリピンへの留学を決めた私たちは、さらに詳しく調べを進めていました。
そんな時、アメリカに6年間の留学経験があり、現在も外国人をお相手に仕事をされている方とお会いする機会がありました。
その方に、私たちがフィリピンへ短期留学することを伝えると、結構リアルなビジネスシーンを想定した話をしてくれました。
治安
まず第一に、フィリピンの治安の悪さを忠告してくれました。
直球で「わざわざそんな危ないとこに行くのですか?」と言われてしまいました。
冗談ではなく本当に危険と。
確かに、フィリピンは銃社会のようです。
ストリートチルドレンも、普通に銃を持っているそう。
日本人は格好の餌食なのだとか。
そういえば、スパルタ校が外出を禁止している、もう一つの理由として
『実は学校外は治安が悪すぎるため、生徒を外部に出さないようにしている』
という情報も耳にしました。
外務省の海外安全ホームページを見ても、危険レベル対象となっている地域が多いです。
ほとんどの地域でレベル1、南部地域はレベル2かレベル3(渡航中止勧告)が発動されています。
ちなみに、同じく銃社会のアメリカですが、全ての地域でレベル0です。
治安の悪いイメージがあるブラジルや南アフリカでも、ほとんどの地域でレベル0なのです。
常に警戒している、というのもストレスになりそうですね…
英語の質
そして、英語の質のお話。
タガログ語も公用語であるフィリピンでは、どうしても英語にキツめの訛りがあるらしいのです。
悲しいことに、ビジネスで英語を使う場合に訛りが強いと、立場が下に見られてしまうことが実際にあるといいます。
訛りを気にするような英語レベルにない私たちには、かなり高度なアドバイスでしたが、色々と参考になりました。
衛生面
他にも引っ掛かったのは、公衆衛生面でした。
水道水・生野菜・蚊や動物からの感染症等、結構問題がありそうです。
実際にフィリピン渡航で推奨される予防接種を調べてみると、以下の種類がありました。
- A型肝炎
- B型肝炎
- 破傷風
- 日本脳炎
- 狂犬病等
また、あるトラベルクリニックでは上記に加え、腸チフス・髄膜炎・ポリオ・コレラ・マラリアへの対策も検討する必要があると記載がありました。
病院によって値段は異なりますが、例えば
・狂犬病ワクチンは1万5000円(3回接種)
・A型肝炎は7500円(2回接種)
など、こんな具合で大体1万円前後かかるようです。
狂犬病とA型肝炎の2つだけでもこの値段??
これ、推奨のワクチン全部打ったらすごい金額になりませんか??
夫婦2人分となると、2倍の費用がかかります。
さらに、接種完了までに一定の期間で仕事の合間を縫って、何回も打ちに行かないといけない。
とんでもなく面倒。
「なんかもうダメだ、気が遠くなってきた。」
「これならアジアじゃなくてもいい気がしてきた。」
これがフィリピンを選ばなかった最大の決め手でした。
そして次回は新しい候補地のお話へと続きます↓