こんにちは、きのこです。
前回に引き続きドイツ バイエルン州の美しき町 Eichstätt のご紹介です。
今回はアイヒシュテットおすすめの場所5選 をお届けします。
【お城・博物館・レストラン・カフェ(ホテル併設)・激安スーパー】を選びました!
まずはお城から、どうぞ!
目次
お城への散歩道
Willibaldsburg ヴィリバルツブルグ城は、1353年に建てられたお城です。
丘の上にあります。
駅から歩いて行くことができ、ちょっとしたハイキングにぴったりです。
お城に続く小道
↓このように未舗装の道もあるので歩きやすい靴で行きましょう
↓小道沿いに地球の歴史の読み物が点在
まだ人間がいない頃の地球のお話
休憩がてら立ち止まって読むのも楽しいです!
Google翻訳ダウンロードしておくと便利です
↑「デボン紀」などの説明がされているようです
↑マルタやイタリアにもありましたが、ここドイツにもワンちゃんエチケット袋。
袋が無料なだけでなく、使用済みをここに捨てることができます。
↑さぁ、どんどん進みます。
小道の先の丘
↓登って行くと草原が広がっていました。
↓気持ちが良いので、お城とは反対方向へ、
ちょっと寄り道。
丘の上の小さな教会
↓丘の上に小さな教会を発見
Frauenbergkapelleという人気のチャペルです。
礼拝堂には巡礼者のための2つの切手があるそう。
そろそろ引き返してお城に向かいましょう!
ついにお城へ
↓トンネルに入ります。(車・バイク・人OK)
↑トンネルの中
↑トンネルを抜けて振り返ったところです
↑石畳を進むと駐車場、そして奥にはビアガーデンがあります。
ドライブ途中の人やツーリンググループの立ち寄り場所になっており、とても賑わっていました。
※2020年3月2日から駐車場が一時閉鎖
2020年3月2日以降、ヴィリバルツブルグのすべての駐車スペースは、改修のためにアクセスできなくなります。
週末にはアイヒシュテットの州立職業学校(城から約250 m)で、限られた数の代替駐車スペースを利用できます。
また、オープンウォーターの駐車場(城まで徒歩約15分)にはより多くの駐車スペースがあるようです。
なお、事前の申し込みにて城の中庭に2つある障害者用駐車スペースの利用ができるそうです。
↑城壁
アイヒシュテットの庭園
↓有名な庭園(残念なことに、この日は入れませんでした…)
1597年にアイヒシュテットの司教ヨハン・コンラート(Johann Konrad von Gemmingen)が1haほどの広さで、8つのテラスが作られた庭園を造りました。
この司教さん、植物愛好家だったそうです。
この庭はたちまち有名になりました。
写真ではちょうど木々で隠れて見えないので…、
↓こちら、お土産で買ったポストカードです。
バシリウス・ベスラーの植物画
この庭園で栽培された植物を詳細に描いたのが、薬剤師・植物学者・植物画家であったバシリウス・ベスラー(Basilius Besler または Basil Besler)というお方。
『アイヒシュテット庭園植物誌』(Hortus Eystettensis)の植物画を描き、出版したことで知られています。
これは850ページの本で1084の植物が記述され、ベスラーの描いた367点の版画がつけられた、人類史上最も初期の銅版よる大型本の一つです。
初版は1613年刊の初版は300部刷られ、4年で完売したそうです。
ほぼ実物大で、細部まで精密に描かれています。
1640年と1713年の2度出版され、1668年には日本にも輸入されています。
江戸時代ですね。
現在日本では「アイヒシュテットの庭園」というタイトルで、
『アイヒシュテット庭園植物誌』(Hortus Eystettensis)からカラー図版を多数収録した本が売られています。
もちろん日本語です。
(出版社:タッシェンジャパン、発売日:2002年9月1日)
特別仕様のものもあります。
「アイヒシュテット庭園植物誌」初版彩色本 全3巻 復刻版(1450部)
こちらは2006年発行のラテン語です。
銅板印刷術を再現、紙から作った完全な復刻版。
インテリアとして飾ったら素敵ですね。
Besler,Basilius-Hortus Eystettensis:
Universitätsbibliothek Eichstätt-Ingolstadt,
SJ Ⅱ 2892-2894.(s.I.[Eichstätt:] Besler,1613)
↓ベスラーの描いた植物画が印刷されたポストカード
↓様々なグッズになって、素敵!お城の内部で買うことができますよ!
↑まさかベスラーさんも、350年後に自分の絵がこんな風にみんなに喜ばれるなんて、思っていなかったでしょうね〜。ほんとかわいい。
お城の内部
↓お城の案内図
↑うーん、ドラクエに出てきそう!最後の鍵がないと開かないような雰囲気を醸し出してます。
↑井戸 携帯落とさないように…
↑深さ76.5mもあります
↑イタリアのモデルに基づいたルネッサンス様式(古代ギリシア・ローマの文化を復興しようとする文化運動であり、14世紀にイタリアで始まり、やがて西欧各国に広まった)のお城です。
↑屋上からの眺め
↑ドイツ国旗がたなびいていました
まとめ
【Willibaldsburg ヴィリバルツブルグ城】
住所:Burgstraße19 85072 Eichsutätt
電話:08421 4730
営業時間など:月曜休業(1/6,イースターの月曜日,5/1,精霊降臨祭(移動祝日)の月曜日,8/15,10/3,11/1は営業 )
4-9月;9:00-18:00
10-3月;10:00-16:00
その他の休業日:1/1,告解火曜日(移動祝日で2021年は2/16),12/24,25,31
いかがでしたか?
中でも私の一押しは庭園植物画のグッズです!
もっと買っておけばよかった〜!と後から思ってしまいます。
では、次回は博物館のご紹介です。
お楽しみに!